46歳女性 辛い時に分かった夫の器

私は、40代後半の既婚女性です。30歳で結婚。パートで働きながら一人娘を育ててきましたが、元々人付き合いが得意な方ではなかったので、ママ友付き合いや仕事でのコミュニケーションには大変苦労しました。ある日、とある娘と同じクラスのお子さんのお母さんから、心無いことを言われたことがありました。しかも、その方のグループの方から一斉に無視をされるということがあり、私はとても傷つきました。原因は、私がその方々のグループに入らなかったこと。たったこれだけのために、私は当時かなり追いつめられました。強い母でありたいと思い頑張っていたのですが、この時ばかりはポキッと心が折れ、しょんぼりしながら帰宅。家族に事の次第を伝える気力も体力もない状態で、そのままベッドに転がってしまいました。しばらくすると、夫が部屋に入ってきました。どうやら、子供に食事を用意したり食器洗いもしてくれたようです。私がだまって寝っ転がっていると、夫は静かに言いました。「マッサージしてやるか?」私は、うんと答えました。「うつぶせになれ」そう言うと、夫は私の背中や腰をマッサージしてくれました。こういう時、人の手はとっても温かいものです。恐らく、夫は私の表情や様子から何かを感じとったのでしょう。でも、私に何も聞いたりせず、だまって長時間私をマッサージしてくれたのです。次の日、私は生まれかわっていました。なんだか、それほど好きでもないママ友に、気を使っているのが馬鹿らしくなったというのもあります。それに、私を理解してくれる人がいるとわかって、強くなれたのかもしれません。子供が大きくなった今となっては、取るに足らないどうでもよい出来事だったと思います。でも、あの時は、本当にきつくて辛かった。だけど、あの出来事があったから、夫の器が分ったような気がします。もし、私が夫と逆の立場だったら、たぶん、夫に根掘り葉掘り事情を聞いたように思います。この経験は、私の子育てに十分生かされ、おかげで娘も良い子に育ちました。